about us」カテゴリーアーカイブ

中の人がいろいろ書きます。

Raspberry Pi でボタンを押して tweet する

QR1542

QR1542

GPIO にボタンを接続し、GPIO の値を読んでボタンが押されたら用意しておいたテキストを tweet するシェルスクリプトを作成した。

コードは GitHub にアップしてあります。
https://github.com/e-ark/RPi-HelloWorldSuite/blob/master/button-tw.sh

GPIO を制御をしながら tw を使うときの注意点

tw の設定はホームディレクトリの .tw.yml にあるためGPIO を制御してるときに root になっていると root のホームディレクトリの .tw.yml を探して設定がないためエラーが発生する。

以下のように pi ユーザーで tw を実行すると解決する。

$ sudo -u pi tw –pipe

 

表紙に写っている液晶表示器の技術的情報が記事中に出てこない件

QR1409

QR1409

編集長経由で伝わって来た読者コメント:

  • 「表紙に写っている液晶表示器に引かれて本誌を手にとったのに、記事中に液晶表示器の具体的な話が出てこない〜」

について、ここにまとめることにします。

表紙に写っている液晶表示器(以下LCD)は、 もちろん実在します。しかし、誌面の制約から今回は言及できませんでした。でも、今後も寄稿することが認められれば(認めてください〜 >>編集長)、次回には真っ先に取り上げる予定でいました。

それまで待てない、とにかく液晶表示器をつなぎたいんだという方は、引き続きお読みください :-)

Raspberry Pi に LCDをつなぐ方法は以下の3つに大別されます。

  • パラレルインタフェースを使う
  • 非同期シリアルインタフェースを使う
  • 同期シリアルインタフェースを使う

以下、これらについて順番にまとめます。

パラレルインタフェースを採用した作例

Adafruit社のサイトに役立つページがあります

今回の寄稿記事の表紙に写っているLCDもこの Adafruit のページと同じ方法で駆動しています。これは、従来からマイコンにLCDをつなぐ際に使われていた方法で、4ビットまたは8ビットのデータ線と3本の制御線を使う方法です。

Adafruit社のページにある作例は、全て Python で書かれており、IPアドレスと時刻を表示するサンプルもあります。

非同期シリアルインタフェースを採用した作例

TTLレベルの非同期シリアル通信を使う方法もあります。

(あとでリンクを貼ります)

 

同期シリアルインタフェースを採用した作例

I2CやSPIのような同期シリアル通信を使う方法があります。

I2C インタフェースを使うのであれば、こんなのがあります。

galileo-7 i2clcd ←まだ試していませんが、ブツはあるので、できるだけ早く試して報告します。安くて早くて簡単かと。

Arduino 用 漢字 LCD シールド ← もともとは arduino用で、電源電圧問題に注意を払う必要があります が (arduino は Vcc=5V, Raspberry Pi は 3.3V)、漢字が表示できる点を魅力に思う人も多いかと。ここまでの記述とリンク先の情報で、「ここまでわかればもう十分。あとは自分でできるぜ」という人のみご活用ください。いずれ購入して詳しい情報を公開したいと思います。

この記事では、これらについて徐々に追記してゆきます。あ、食事の時間だ〜!^^;

 

Last update: 3/23/2013 by hohno

 

さっそくコメントをいただきました。

QR1390

QR1390

発売翌日の 3月22日の夕方、編集長の早耳は早くもいくつかのコメントを聞きつけたようです。今後もコメントや感想をいただけるものと思っております。

現在いただいているコメントや感想は以下の2つです。

  1. 表紙に写っている液晶表示器に引かれて手にとったのに記事中に出てこない〜
  2. AC100Vのオンオフがこんなに簡単にできるとは思わなかった

本日(3/23/2013)現在、次号に続編が継続されるか否か、継続されるとした場合、何ページの寄稿が許されるのかといった正式決定はなされていませんが、続編の寄稿が実現したら、いただいたコメントには積極的に対応してゆきたいと思います(批判的なコメントは常に大歓迎ですが、批判に比べて発信していただきにくい応援コメントやポジティブな感想もお願いしますね!それが連載継続決定の追い風になります ^^; )。

でも、本誌は季刊誌。「3ヶ月先まで待てな〜い」ですよね。

そこで、「中の人1号のブログ的なメモ」として、情報提供を先行したいと思います。

上記1について:

表紙を飾った液晶表示器は、ネタではなく実在します。これについては、以下のブログ的なメモにまとめましたので御覧ください.

表紙に写っている液晶表示器の技術的情報が記事中に出てこない件

 

上記2について:

(しばしお待ちを)

 

(Last update: 3/23/2013 by hohno)

 

いよいよ発売

QR1380

QR1380

一昨日 (3/21/2013)、いよいよ本誌 2013年春号が発売になった。

最初に手を取り目を通すのは、定期購読者のみなさん。実は前日の3/20には届き始めていたらしい。

連携ページの充実を急がねば!

— hohno

 

Raspberry Pi 対応のディストリビューションたち (QR586)

QR586

QR586

いろいろな OS があるが以下のページに Raspberry Pi 用のディストリビューションがまとまっている。
「Raspbian “wheezy”」、「FreeBSD」、「NetBSD」、「Gentoo Linux」など。

 

 

Raspberry Pi 対応のLinux ディストリビューション一覧
RPi Distributions – eLinux.org

 

Linuxディストリビューション他に Raspberry Pi に「Firefox OS」をインストールすることもできる。
インストール方法は以下のURLが参考になる。

https://github.com/dynamis/firefoxos/wiki/raspberrypi

 

Rails on Raspberry Pi

QR320

QR320

Raspberry Pi で Ruby on Rails を動かしてみた。

今回は DB に sqlite を利用したが、もちろん Raspberry Pi 上で MySQL や PostgreSQL も動作する。また、RVM も利用することができる。

インストール

Ruby のインストール

ついでに bundler もインストールしておく。

$ sudo apt-get install ruby
$ sudo gem install bundler

バージョンの確認

$ ruby -v
ruby 1.9.3p194
$ gem -v
1.8.23

続きを読む

Raspberry Pi の CUI から tw でツイートする

QR302

QR302

Ruby で書かれた CUI Twitter クライアントの tw を使って Raspberry Pi の CUI から tweet してみた。

Tw: Twitter client on Ruby.(http://shokai.github.com/tw/)

Tweet はもちろん。自分のTLの表示やリストの表示、DMの送信、複数アカウントも対応している。

インストール

  • tw のインストール

$ sudo gem install tw

  • 認証の設定(PIN番号認証)
    tw コマンドを実行するとtwitterの認証画面に移動する。
    表示されたPINをターミナルに入力する。

$ tw

PINが表示される

PINが表示される

ターミナルでPINを入力する

ターミナルでPINを入力する

 

  • Tweet する

$ tw hello world by tw on Raspberry Pi

  • 自分の Tweet を確認する

$ tw @taketo1113

tw-user

以下のようにパイプで tweet できるので RPi の GPIO からセンサーの値を読み出して自動でツイートするとかも簡単に実装できそう。

$ echo Hello World > tw –pipe

おまけ

Raspberry Pi から Crowy を使ってツイート

Crowy on Raspberry Pi

Crowy on Raspberry Pi

電子回路設計ツール Fritzing を使ってみた

QR275

QR275

回路図を描くときにどのツールを使って書くか迷ったことはないだろうか?

今回は、オープンソースの電子回路設計ツール Fritzing を紹介する。

Fritzing は Windows/Mac/Linux で動作し、回路図の設計からシミュレーションまでできる。
ライセンスはツールのソースコードには GPLv3、ドキュメントや図などには CC ライセンスが適用されている。

“Fritzing” というとツール以外にコミュニティーやプリント基板加工サービス(Fritzing Fab)もあるのだが、今回は電子回路設計ツールを紹介する。

Fritzing(http://fritzing.org/)

インストール

以下のURLから各自の環境に合わせてファイルをダウンロードする。

ダウンロード(http://fritzing.org/download/)

Mac の場合は dmg ファイルがダウンロードできるので、ダウンロードしたファイルを展開してできた Fritzing ディレクトリをそのまま Application ディレクトリにコピーすればインストールは完了する。

使い方

配置したいパーツを右上のパーツから選択してブレッドボードのウィンドウにドラッグ&ドロップするだけで配線できる。
作成した回路図は各種ファイルに書き出すことも可能だ。

fritzing-arduino

Fritzing 編集画面

fritzing-output

各種ファイルへの書き出し

使い方については Fritzing のサイトの “Getting Started” や “Tutorials” がとても参考になった。

Learning – Fritzing(http://fritzing.org/learning/)

Raspberry Pi パーツ

Adafruit の Fritzing Library を使うことで Raspberry Pi のパーツを利用することができる。
以下の URL からファイルをダウンロードして Fritzing の [ファイル] -> [開く] から必要な .fzpz ファイルを開けばパーツウィンドウにパーツが追加される。

GitHub | adafruit / Fritzing-Library

fritzing-raspberrypi

Raspberry Pi パーツ(Adafruit)

 

 

なぜ電子工作?

QR193

QR193

以前のε-ARKプロジェクトをご存知の方は、ε-ARKデバイスは既存のハードウェアにソフトウェアを追加して構成するものであって、ハードウェアの製作には手を出さない方針だったのではないかと疑問を持っていらっしゃるかもしれません。

たしかに,後にε-ARKプロジェクトとなる一連の活動が始まった2006年頃は,自前のハードウェアを作ってそこに自分の望むOSを入れてその上に必要なソフトウェアを導入するというのはあまり現実的ではありませんでした。ハードウェアの自作は無理でも「既存の Linux が動く電子手帳」を使えばなんとか目的が達せられるという状況で、プロジェクトとしてはこれに飛びつきました。

時代は流れ、当時は電子手帳上になんとか構築して実現していたことが、電子手帳よりもさらに小さいハードウェアで実現できるようになり、周辺装置も含めて手作りできるようになりました。そこで、理想的なε-ARKデバイスの実現をめざし、ε-ARKプロジェクトではハードウェアの製作にも研究開発の範囲を広げることにしたのです。トップページにある「電子工作」カテゴリは、そういう近況が反映された結果です。

 

だいたいこんな感じか?

QR188

QR188

機能から突貫工事でホームページの構成をいじってきたが、だいたいこんなかんじでやってみようかと。

新着情報が重要な 「ε-ARK Project 最新情報」「X4iD新着情報」は、ブログ形式で書き加えてゆくことを前提とした構成にした。その他の項目は、固定ページを置きその下にカテゴリやら固定ページやらを置くスタイルにしてみた。結果として、「トップページ上部のタブ(?)をマウスオーバーしてもメニューが表示されない(させない)環境」でも、タブをクリックすれば同等の選択ができるように固定ページの内容を調整したつもり。