ここは、USP MAGAZINE 2013 Spring(2013年3月21日発売)の特集記事「UNIXネイティブの電子工作塾」中の「GPIOをシェルスクリプトで制御する」のサポートページです。このサイトは、USPマガジンを発行するUSP研究所のサイトではなく、掲載記事の著者のWEBサイトです。
GPIO をシェルスクリプトで制御する
Raspberry Pi では GPIO をシェルスクリプトで制御することができる。
ピンの配置
http://elinux.org/Rpi_Low-level_peripherals
GPIO の制御方法
GPIO の制御には root 権限が必要になるため事前にユーザを切り替えておく。
$ sudo su -l
- GPIO4 の制御開始
# echo “4” > /sys/class/gpio/export
この時点で /sys/class/gpio/gpio4 が作成される
- GPIO4 の制御終了
# echo “4” > /sys/class/gpio/unexport
この時点で /sys/class/gpio/gpio4 が削除される
- GPIO4 を読み取り専用モードにする
# echo “in” > /sys/class/gpio/gpio4/direction
- GPIO4 を書き込みモードにする
# echo “out” > /sys/class/gpio/gpio4/direction
- GPIO4 の値を読み出し
# cat /sys/class/gpio/gpio4/value
- GPIO4 の値の変更
# echo 1 > /sys/class/gpio/gpio4/value
# echo 0 > /sys/class/gpio/gpio4/value
サンプル
以下のサンプルでは、4番ピンを値を “H” にしたあとに値を読み出して、
次に “L” に変更した後でまた値を読み出して、最後に制御を終了している。
# echo “4” > /sys/class/gpio/export
# echo “out” > /sys/class/gpio/gpio4/direction# echo 1 > /sys/class/gpio/gpio4/value
# cat /sys/class/gpio/gpio4/value
1# echo 0 > /sys/class/gpio/gpio4/value
# cat /sys/class/gpio/gpio4/value
0# echo “4” > /sys/class/gpio/unexport
Last update: 3/15/2013 by taketo