Raspberry Pi で IPv6 を有効にする

QR1795

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Raspberry Pi で IPv6 を有効化する方法を紹介します。
Raspbian ではデフォルトで IPv6 が無効になっているので IPv6 を使うためには設定を変更する必要があります。

 

 

/etc/modules に “ipv6” という行を追加する。

$ sudo emacs /etc/modules

 

# /etc/modules: kernel modules to load at boot time.
#
# This file contains the names of kernel modules that should be loaded
# at boot time, one per line. Lines beginning with “#” are ignored.
# Parameters can be specified after the module name.

ipv6

設定変更後に Raspberry Pi を再起動すると IPv6 が有効になる。

IPv6 を有効化した後の ifocnfig 結果

pi@raspberrypi ~ $ ifconfig
eth0      Link encap:イーサネット  ハードウェアアドレス b8:27:eb:44:f8:28
inetアドレス:192.168.2.2 ブロードキャスト:192.168.2.255  マスク:255.255.255.0
inet6アドレス: fe80::ba27:ebff:fe44:f828/64 範囲:リンク
UP BROADCAST RUNNING MULTICAST  MTU:1500  メトリック:1
RXパケット:126 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0
TXパケット:96 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0
衝突(Collisions):0 TXキュー長:1000
RXバイト:15527 (15.1 KiB)  TXバイト:12794 (12.4 KiB)

lo        Link encap:ローカルループバック
inetアドレス:127.0.0.1 マスク:255.0.0.0
inet6アドレス: ::1/128 範囲:ホスト
UP LOOPBACK RUNNING  MTU:16436  メトリック:1
RXパケット:0 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0
TXパケット:0 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0
衝突(Collisions):0 TXキュー長:0
RXバイト:0 (0.0 B)  TXバイト:0 (0.0 B)

IPv6 を有効化する前の ifocnfig 結果

pi@raspberrypi ~ $ ifconfig
eth0      Link encap:イーサネット  ハードウェアアドレス b8:27:eb:44:f8:28
inetアドレス:192.168.2.2 ブロードキャスト:192.168.2.255  マスク:255.255.255.0
UP BROADCAST RUNNING MULTICAST  MTU:1500  メトリック:1
RXパケット:592 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0
TXパケット:398 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0
衝突(Collisions):0 TXキュー長:1000
RXバイト:71834 (70.1 KiB)  TXバイト:54398 (53.1 KiB)

lo        Link encap:ローカルループバック
inetアドレス:127.0.0.1 マスク:255.0.0.0
UP LOOPBACK RUNNING  MTU:16436  メトリック:1
RXパケット:0 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0
TXパケット:0 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0
衝突(Collisions):0 TXキュー長:0
RXバイト:0 (0.0 B)  TXバイト:0 (0.0 B)

参考URL

How do I enable or use IPv6? | RaspbianFAQ – Raspbian