電子回路設計ツール Fritzing を使ってみた

QR275

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回路図を描くときにどのツールを使って書くか迷ったことはないだろうか?

今回は、オープンソースの電子回路設計ツール Fritzing を紹介する。

Fritzing は Windows/Mac/Linux で動作し、回路図の設計からシミュレーションまでできる。
ライセンスはツールのソースコードには GPLv3、ドキュメントや図などには CC ライセンスが適用されている。

“Fritzing” というとツール以外にコミュニティーやプリント基板加工サービス(Fritzing Fab)もあるのだが、今回は電子回路設計ツールを紹介する。

Fritzing(http://fritzing.org/)

インストール

以下のURLから各自の環境に合わせてファイルをダウンロードする。

ダウンロード(http://fritzing.org/download/)

Mac の場合は dmg ファイルがダウンロードできるので、ダウンロードしたファイルを展開してできた Fritzing ディレクトリをそのまま Application ディレクトリにコピーすればインストールは完了する。

使い方

配置したいパーツを右上のパーツから選択してブレッドボードのウィンドウにドラッグ&ドロップするだけで配線できる。
作成した回路図は各種ファイルに書き出すことも可能だ。

fritzing-arduino

Fritzing 編集画面

fritzing-output

各種ファイルへの書き出し

使い方については Fritzing のサイトの “Getting Started” や “Tutorials” がとても参考になった。

Learning – Fritzing(http://fritzing.org/learning/)

Raspberry Pi パーツ

Adafruit の Fritzing Library を使うことで Raspberry Pi のパーツを利用することができる。
以下の URL からファイルをダウンロードして Fritzing の [ファイル] -> [開く] から必要な .fzpz ファイルを開けばパーツウィンドウにパーツが追加される。

GitHub | adafruit / Fritzing-Library

fritzing-raspberrypi

Raspberry Pi パーツ(Adafruit)