回路図を描くときにどのツールを使って書くか迷ったことはないだろうか?
今回は、オープンソースの電子回路設計ツール Fritzing を紹介する。
Fritzing は Windows/Mac/Linux で動作し、回路図の設計からシミュレーションまでできる。
ライセンスはツールのソースコードには GPLv3、ドキュメントや図などには CC ライセンスが適用されている。
“Fritzing” というとツール以外にコミュニティーやプリント基板加工サービス(Fritzing Fab)もあるのだが、今回は電子回路設計ツールを紹介する。
Fritzing(http://fritzing.org/)
インストール
以下のURLから各自の環境に合わせてファイルをダウンロードする。
ダウンロード(http://fritzing.org/download/)
Mac の場合は dmg ファイルがダウンロードできるので、ダウンロードしたファイルを展開してできた Fritzing ディレクトリをそのまま Application ディレクトリにコピーすればインストールは完了する。
使い方
配置したいパーツを右上のパーツから選択してブレッドボードのウィンドウにドラッグ&ドロップするだけで配線できる。
作成した回路図は各種ファイルに書き出すことも可能だ。
使い方については Fritzing のサイトの “Getting Started” や “Tutorials” がとても参考になった。
Learning – Fritzing(http://fritzing.org/learning/)
Raspberry Pi パーツ
Adafruit の Fritzing Library を使うことで Raspberry Pi のパーツを利用することができる。
以下の URL からファイルをダウンロードして Fritzing の [ファイル] -> [開く] から必要な .fzpz ファイルを開けばパーツウィンドウにパーツが追加される。
GitHub | adafruit / Fritzing-Library